防音室の値段はいくら?タイプ・サイズ・用途別の費用相場を徹底比較【2026年版】

最終更新日:2026年6月 ※価格・相場情報は定期的に更新しています

「防音室の値段っていくらくらいするの?」「できるだけ安く防音環境を手に入れたい」——防音室の購入を検討するとき、まず気になるのが費用です。

結論から言うと、防音室の値段はタイプによって9万円台〜200万円超まで大きな幅があります。この記事では、組み立て式・据付型・DIYの3タイプに分け、サイズ別・用途別の費用相場を整理し、「自分の場合はいくらかかるのか」が分かるように解説します。

防音室の値段早見表(タイプ別)

防音室は大きく3つのタイプに分かれ、それぞれ値段が大きく異なります。まず全体像を把握しましょう。

タイプ 価格帯 工事 引越し・移動 代表的な製品
組み立て式 9万円〜40万円 不要(自分で組立) 分解して移動可 OTODASU / だんぼっち 等
据付型(工事あり) 50万円〜200万円超 専門業者が施工 移設に数十万円 ヤマハ アビテックス / カワイ ナサール
DIY(自作) 数万円〜20万円 すべて自作 構造による 材料を購入して自作
ポイント:「本体価格」だけで比べると損をする
据付型は本体価格に加え、工事費(10〜50万円)、搬入費、将来の移設費用(引越し時に数十万円)がかかります。組み立て式はこれらが一切不要。トータルコストで比較すると、据付型との差はさらに大きくなります。

タイプ別の費用を詳しく比較

組み立て式防音室の値段(9万円〜40万円)

組み立て式は、工事不要で自分で組み立てられる防音室です。搬入・設置・将来の引越しの費用がかからないため、トータルコストが最も安いのが特長です。

OTODASUの場合、モデルと吸音材の有無で以下の価格帯になります。

モデル 特徴 本体のみ 吸音材セット
OTODASU Ⅱ 1人用・コンパクト 119,900円 179,600円
OTODASU DEKA 広め・ゲーム配信向け 224,400円 324,400円
OTODASU DX145 高遮音・本格派 268,800円 348,400円
OTODASU DX160 最大サイズ・最高性能 299,900円 395,900円
OTODASU Kids 子ども用 199,800円

9万円台のモデルから選べるため、「まず防音室を試してみたい」という方にも手が届きやすい価格帯です。引越しの際も分解して持ち運べるため、賃貸住宅にお住まいの方や、将来の転居を考えている方にも向いています。

据付型防音室の値段(50万円〜200万円超)

据付型は、専門業者が部屋の中に防音室を施工するタイプです。代表的なのはヤマハのアビテックスやカワイのナサール。遮音性能は最も高い一方、費用も最も高くなります。

費用項目 金額の目安
本体+施工費 50万円〜200万円超(サイズ・性能による)
搬入費 数万円〜(搬入経路による)
移設費用(引越し時) 数十万円(再施工が必要な場合も)
トータル 60万円〜250万円以上

据付型は「持ち家で、最高レベルの防音性能が必要」な場合に検討する選択肢です。ただし、一度設置すると移動が困難で、引越し時には高額な移設費用がかかります。実際に「防音室の移設費用」で検索する方が多く、購入後に移動の問題で悩むケースは少なくありません。

DIY(自作)防音室の費用(数万円〜20万円)

ホームセンターで防音材や木材を購入し、自分で組み上げる方法です。材料費だけなら数万円から始められますが、以下のデメリットがあります。

  • 防音性能が安定しない(隙間ができやすい)
  • 設計・施工に専門知識が必要
  • 見た目や耐久性に課題が出やすい
  • 材料費+工具代+作業時間を考えると、組み立て式とあまり変わらないケースも

手軽に見えますが、「しっかり防音したい」なら、遮音性能が保証された製品を選ぶほうが確実です。

サイズ(畳数)別の費用相場

防音室のサイズは、中で何をするかによって変わります。サイズが大きくなるほど値段も上がりますが、組み立て式なら広めのモデルでも40万円以内で収まります。

サイズの目安 用途 組み立て式 据付型
約0.5〜0.8畳 テレワーク通話・1人作業 9万円〜18万円 50万円〜
約1畳 ゲーム・配信・弾き語り 22万円〜33万円 80万円〜
約1.5〜2畳 楽器練習・録音 27万円〜40万円 100万円〜
3畳以上 ピアノ・ドラム・スタジオ —(据付型が中心) 150万円〜

1畳前後のサイズは、ゲーム配信やギター練習など最も需要が多い用途をカバーします。このサイズ帯で組み立て式を選べば、据付型の4分の1以下の費用で導入できます。

用途別:ゲーム・配信・楽器、それぞれいくら?

ゲーム実況・配信用

夜間のボイスチャットやライブ配信で必要な防音性能を確保するには、組み立て式なら12万〜33万円が目安です。配信機材(PC・モニター・マイク)を置けるスペースと、長時間使用でも蒸れない換気が重要なので、ファン付き・広めのモデルがおすすめです。

配信者・VTuberが選ぶ防音室・機材ガイド

夜中のゲームで「うるさい」と言われた人へ|家族・隣人トラブルを解決する防音対策【2026年版】

楽器(ピアノ・ギター)用

電子ピアノやギター(アンプ使用)なら組み立て式で22万〜40万円。アコースティックピアノやドラムは振動対策も必要なため、据付型(50万円〜)も視野に入ります。まず楽器の音量と練習時間帯によって、どの程度の遮音が必要かを確認しましょう。

テレワーク・Web会議用

通話や会議の声が漏れない程度であれば、コンパクトな1人用モデルで十分。9万円台〜18万円で導入できます。毎日のテレワークで使うなら、初期費用は2〜3ヶ月のコワーキングスペース利用料程度で、長期的には自宅に防音室を置くほうがコストを抑えられます。

見落としがちな追加費用(工事・移設・電気代)

防音室の値段を比較するとき、本体価格だけでなく「導入から使い続ける間のトータルコスト」で見ることが大切です。

費用項目 組み立て式 据付型
本体価格 9万〜40万円 50万〜200万円
工事費 0円 10万〜50万円
搬入費 0円(宅配便で届く) 数万円
引越し時の移設費 0円(分解して運ぶだけ) 数十万円
電気代(換気ファン等) 月数百円程度 同程度
5年間のトータルコスト 9万〜40万円 70万〜300万円以上

組み立て式は本体価格=トータルコストです。工事費・搬入費・移設費がかからないため、5年間で見ると据付型との差はさらに開きます。特に転勤や引越しの可能性がある方、賃貸にお住まいの方にとって、この差は大きな判断材料になります。

レンタルと購入、どちらが安い?

「いきなり購入は不安」という方向けにレンタルという選択肢もあります。ただし、長期利用では購入のほうが割安になるケースが大半です。

購入(組み立て式) レンタル
初期費用 9万〜40万円 月1万〜3万円
6ヶ月の総額 9万〜40万円 6万〜18万円
1年の総額 9万〜40万円 12万〜36万円
2年の総額 9万〜40万円 24万〜72万円
所有権 自分のもの 返却が必要

レンタルは数ヶ月の短期利用には向いていますが、1年以上使うなら購入のほうがトータルで安く、しかも自分のものになります。組み立て式なら不要になった際に分解して保管・譲渡もでき、据付型のように撤去費用がかかることもありません。

安い防音室を選ぶときの注意点

「防音室 安い」で探すと多くの選択肢が見つかりますが、価格だけで選ぶと後悔するケースがあります。チェックすべきポイントは3つです。

1. 遮音性能の実測値が公開されているか

安価な防音室の中には、遮音性能の数値が曖昧なものがあります。「防音効果あり」という表記だけで具体的なdB値がない製品は、期待した効果が得られないリスクがあります。実測データを公開しているメーカーを選びましょう。

2. 換気・空調は十分か

防音室は密閉空間です。換気機能が不十分だと、夏場に熱がこもり長時間の使用が困難になります。特にゲーム配信や楽器練習で数時間使う場合、ファンやエアコン対応は必須条件です。

3. 耐久性と保証

段ボール製など極端に安い防音室は、数ヶ月で劣化したり、湿気でたわんだりすることがあります。長く使うものだからこそ、素材の耐久性とメーカーの保証内容を確認しましょう。

安さと品質のバランスが取れているのは「組み立て式」
組み立て式防音室は、据付型の数分の1の価格で導入でき、かつ遮音性能が製品として保証されています。「安かろう悪かろう」のDIYや段ボール製と、「高すぎて手が出ない」据付型の間で、もっとも費用対効果が高い選択肢です。

よくある質問

Q. 防音室は全部でいくらかかりますか?
A. 組み立て式なら本体価格=総額です(9万〜40万円)。工事費・搬入費・移設費は一切かかりません。据付型は本体に加えて工事費等で数十万円の追加費用が発生します。
Q. 月額に換算するとどのくらい?
A. たとえばOTODASU Ⅱ(119,900円)を5年間使う場合、月あたり約2,000円。コワーキングスペースや防音レンタルの月額と比べてもかなり割安です。
Q. 一番安い防音室はいくらですか?
A. 組み立て式の1人用モデルで9万円台から導入できます。OTODASUの場合、OTODASU Ⅱ(119,900円)がもっとも手頃なモデルです。
Q. ゲーム用の防音室はいくらですか?
A. 配信機材を置けるサイズの組み立て式で12万〜33万円が目安です。夜間の配信に使う場合はファン付きのモデルがおすすめです。
Q. 防音工事とどちらが安いですか?
A. 6畳の防音工事は一般に100万円以上かかります。部屋全体ではなく自分のスペースだけを防音すればよいなら、組み立て式防音室のほうが大幅に安く済みます。
Q. 分割払いはできますか?
A. クレジットカードの分割払いが利用できます。銀行振込にも対応しています。
防音室の値段は、タイプとサイズで大きく変わります。
組み立て式なら、工事不要・9万円台から。賃貸でもOK、引越しも可能。OTODASU全モデルの価格一覧を見る →
監修:(氏名/肩書き)
防音室メーカーOTODASUにて製品開発・遮音性能測定を担当。本記事の価格情報は2026年6月時点の自社製品および一般的な市場相場をもとに記載しています。

 

賃貸・マンションに防音室は置ける?許可・壁の防音対策・選び方を解説【2026年版】