楽器の練習やゲーム配信、テレワークなど、自宅で活躍することも多くなった防音室。最近では10万円を切る格安の簡易防音室も登場し、注目度が高まっています。
賃貸での導入を検討されている方も多くいらっしゃるかと思いますが、そんな時に懸念されるのが、防音室の引越し費用です。今回は防音室の引越しについて解説していきます。
そもそも引越しはできるの?
大きなものから簡易的なものまで幅広い防音室が存在しますが、必ずしも全ての防音室が引っ越し可能な訳ではありません。
リフォーム型防音室は引っ越しができない
アビテックスのフリータイプなどの部屋に応じて作られた防音室は引っ越しすることができません。フリータイプは自由設計で作られる防音室なので、そもそも移転を前提としておりません。
・アビテックスの移転についてはこちらで確認することができます
ユニット型防音室は引っ越し可能だが解体費が発生する
ヤマハの防音室、アビテックスシリーズのフィーネのようなユニット型の防音室は引っ越し可能ですが別途で解体費が発生します。販売代理店にもよりますが、
- 解体費:30,000円
- 運送費:20,000円
が大体発生します。OTODASUのように自分で簡単に分解できる訳ではないので、解体費が発生することを覚えておくといいでしょう。ユニット型の防音室は重量もあるため新居に合わず、引っ越し時に手放すケースも多いようです。
組み立て式の防音室は引っ越し可能
OTODASUやだんぼっち、おてがるーむなどの組み立て式の簡易防音室であれば、分解することができますので比較的簡単に引っ越しが可能です。OTODASUであれば段ボール箱2個で収まりますし、引っ越しのトラックに簡単に乗せることができます。
防音室の引っ越し費用は?
防音室の引っ越し料金をまとめると
- ユニット型防音室は解体費と運送費で約50,000円
- 組み立て式防音室は引っ越し費用のみ
となります。
単身での引っ越しであれば40,000円 ~ 60,000円ほどですので、そこに入れ込んでしまえるのでお得ですね。
防音室だけを移転させる場合は配送サービスやレンタカーでOK
引っ越しはしないけど、防音室を違う場所に設置したい場合は、簡易的な配送サービスを利用すると安価で簡単に行うことができます。
PickGOは荷主と配送業者をマッチングしてくれるサービスで、関東県内での移動の際、OTODASUであれば25,000円ほどで対応していただくことができました。
こうした配送サービスを利用するのもいいですし、自分で運ぶ場合はレンタカーを借りて運ぶのもいいでしょう。OTODASUの場合はワゴンタイプのハイエースで十分配送が可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。賃貸での利用を検討されている方は、今後の引っ越しも含めて防音室を選ぶことをお勧めいたします。引っ越しをされるケースが多い方や、手軽に移動させたいという場合は簡易防音室一択ではないでしょうか。